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導入事例 : 株式会社ジュピター


“必要性に気づくか、気づかないか、が導入の分かれ目だと思います。”
ISO27001(ISMS)取得に向け情報セキュリティ対策を強化。フロアやビルの離れた社員間コミュニケーションに活用

お客様概要

株式会社ジュピター

所在地:
京都市伏見区周防町331番地の16
設 立:
1992年6月
従業員数:
85名
事業概要:
各種ゲームソフトの企画・開発、任天堂ライセンス商品の企画・開発・販売、マジッククラフト企画・開発・販売
ご担当者様:
代表取締役社長 中山誠氏
システム部長 倉満昭博氏

インタビュー内容

まずは、御社の事業内容をお聞かせいただけますか?

中山氏:
当社は各種ゲームソフトの企画・開発を中心とした事業をおこなっています。ニンテンドーDS、ゲームボーイ/ゲームボーイアドバンス、ポケモンミニ、スーパーファミコン、プレイステーションなどのソフトを主に開発しています。ゲームソフトの開発だけでなく、任天堂ゲーム機のハードカバーや、マスコット付タッチペンなどの任天堂ライセンス商品の企画・開発・販売などもおこなっています。ユニークな企画商品としては、マジッククラフトという商品も扱っています。マジッククラフトとは、はさみものりも使わずに、簡単に人気キャラクターが作れるペーパークラフト(紙で作れる立体模型)です。既にパーツカットやノリ付けが済んでいるので、小さなお子さんでも簡単に作れる紙模型なんです。これまで「ポケットモンスター」や「とっとこハム太郎」など、数多くのキャラクターのマジッククラフトを開発してきました

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ありがとうございます。
では、Yocto®(ヨクト)について質問させてください。現在何名でご利用ですか?

中山氏:
ジュピターは現在85名のメンバーが在籍しておりますが、現状は私も含めて一部の社員間のみでYocto®(ヨクト)利用しています。というのも現在、ISO27001(ISMS)取得に向けて社内整備を進めており、現在はそちらの方を先行させています。同時にすべてのことを進めると対応が滞る可能性もありますので、ステップを踏みながら、段階的に全社員までYocto®(ヨクト)の利用を広げていく予定です。

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なぜ、Yocto®(ヨクト)を導入されたのか、経緯を教えていただけますか?

倉満氏:
情報セキュリティ対策の強化にともなう、ISO27001(ISMS)取得というのが最も大きな理由です。もともと、弊社ではLAN内でのみ利用できる無料のメッセンジャーを、通信をファイヤーウオールでカバーしながら利用していました。別フロアや、別のビルにいる社員も多いため、Eメールの確認でタイムラグが発生したり、電話をかけても相手が不在だったり、というコミュニケーションにおけるロスがどうしても発生しがちになります。そこのロスを埋めるツールとしてメッセンジャーを活用していました。しかし、ISO27001(ISMS)取得をきっかけに、このまま無料で、保証のないメッセンジャーを利用するのには問題があるのではないかというか課題が浮上しました。

中山氏:
どこで情報が外に出るかわからないというのが一番怖かったというのが正直なところです。以前まではそれほど意識しませんでしたが、最近特に、取引先の大手クライアントからも情報セキュリティに対してどのような対策を講じているのか、という質問をされることが多くなりました。 当社ではこれまでもセキュリティに対してはかなり力を入れて取り組んできました。PCなどのパスワードは3ヶ月に一度、全社員が必ず変更しています。また、機密性の高い内容のメールは暗号化して送信しています。ですから、社員の意識もかなり高くなっています。
しかし、どれだけ普段から注意を払っていても、集中力が落ちれば誤って意図しない人にメールを配信してしまうといことは万が一の確立で発生しないとも限りません。当社でも、協力会社へ出すつもりのメールを取引先に宛てて出してしまったというようなことがありました。このときは、メールの内容が特に重要なものではなかったのでよかったですが、例えば、当社は「jupiter.co.jp」をドメイン取得しておりますが、社名に「ジュピター」が入る他のジュピター社宛てのメールが、アドレス間違いで当社に送られてくることがよくあります。そのなかには、何やら重要な情報が含まれていそうだというメールもありました。
このように、ヒューマンエラーを完全に無くすことは、個々の意識レベルを高めるだけでは限界があります。幸い当社ではこれまで大きな事故など発生したことはありませんが、外部に出す情報と、内部情報用の連絡ツールを物理的に分けておけば、そもそも誤って会社の外へ内部情報が漏れることは起こり得ません。取引先とNDAを交わせば、3ヵ月後は良くても、今外に漏れては絶対に困るというような情報も扱わなければいけません。そんなとき、自社の情報セキュリティ対策に自信をもっていれば、例えばどこかで情報が漏れたという事態が発生した場合でも、「当社ではこれだけ徹底してセキュリティ対策を行っています」と主張することができます。Yocto®(ヨクト)を導入したのも、そういう理由からです。

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それでは、主な利用シーンやYocto®(ヨクト)のメリットなどを教えていただけますか?

中山氏:
一番頻繁に活用しているのはステータス(プレゼンス)機能ですね。フロアやオフィスが離れているメンバーが多いため、「いる/いない」がわかるだけでも社員にとってはムダな連絡を重ねたりする手間やストレスが軽減されてコミュニケーションが効率的になるため、ステータスがあるのと無いのとでは大きな違いです。Yocto®(ヨクト)はこれまで利用してきたメッセンジャーと違い、ステータス情報を実際の状態に応じていろいろと変えることができますし、色分けも見やすくなっているためひと目で視覚的に状態を判断できるというのも非常に利用しやすい点です。
PCを立ち上げてYocto®(ヨクト)にログインすると、その情報をメンバーのデスクトップに通知してくれたり、メッセージが受信・開封されると、送信者のデスクトップにその情報を通知してくれたりする機能も、いちいち電話で確認したりするムダがなくなるため、利用者にとってはとても助かる機能です。
管理的な視点から見ると、やはり一番は利用者の管理がきちんとおこなえることです。すべての送受信内容をクライアント側で保存できることや、サーバーにもログとして残り管理できることがセキュリティ面から見ても安心して利用できる点です。

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導入にあたって、障壁はありませんでしたか?

中山氏:
当社の場合は特に障壁はありませんでした。メッセンジャーのようなツールを導入するには、上の立場の人間がそれを必要と思わなければなかなか難しいと思います。当社の場合、私自身がその必要性を感じていたこと、また、セキュリティ担当者の意識が高かったこともあり、話がスムーズに進みました。必要性に気づくか、気づかないか、というのが最初の導入の分かれ目になると思います。価格に見合う対価があるかどうかという見方もありますが、まだ段階的な利用フェーズということもあり今、そこまでの効果は実際はかりきれていません。しかし、これまで無料のメッセンジャーを利用してきてやはりメールでも電話でもないコミュニケーションツールとしてメッセンジャーは当社に必要だと感じています。また、私はいつも「信用はお金で買えない」というスタンスで行動しているため、Yocto®の導入もそのスタンスで決めました。

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他にはどのようなコミュニケーションツールを使っていますか?

 

倉満氏:
ビデオ会議システムも何度か利用しましたが、相手の時間をとってしまうことや、発言が同時に重なってしまうこと、またタイムラグが発生しがちなことがあって、あまり使い勝手がよくなかったため、今はあまり利用していません。どちらかというと、電話会議システムの方を頻繁に利用しています。

中山氏:
それでも重要な打合せには、社内メンバーであっても、社外の取引先であっても、やはり顔を付き合せた打合せは欠かせません。どちらかというと、私自身は、メールばかり使わず必要なことがあれば対面で話してほしいというタイプなのですが、なぜかメッセンジャーは気軽に利用しています。Eメールだと、手紙やFAX等と同様である程度文章の体裁を整えなければ、と思ってしまいがちですが、メッセンジャーは話言葉のような感覚で利用できるからだと思います。そういう意味では、メールよりも対面でのコミュニケーションを好む経営者や管理職の人達には、対面で話をしたり、電話で連絡したりするような感覚で利用できるメッセンジャーの方が向いているのかもしれませんね。

中山社長、倉満部長、ありがとうございました。

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最近は社会貢献にも会社をあげて積極的に取り組んでいるというジュピター社。ISO27001(ISMS)取得企業は京都でもまだ20社程度ということで、そのなかの1社になるべく現在取り組まれているそうです。Yocto®(ヨクト)が全社的に利用されるようになった際に、是非またお話を伺いたいと思います。
(取材:2007年4月)

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